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福島県会津 木造支援レポート

2024.3.19.会津材活用推進検討会 講師

会津流域林業活性化センター主催

 
会津流域林業活性化センター主催の会津材活用推進検討会が開催されました。本年度の森林組合支援の概要まとめと非住宅の木造建築普及へ向けた検討会です。北瀬が講師として本年度の取り組みや全国の事例などを紹介しました。
 

木造建築のつくり方とプロポーザルのススメ

今回の演題は「会津材を活用した木造建築のつくり方と設計者選定プロポーザルのノウハウ」としています。森林組合やプロポーザル参加者、会津管内の発注者や木材事業者、設計者、施工者の方にご参加いただきました。
 
会津材を使って木造建築をつくろう!
木造建築を設計できる設計者を選ぼう・増やそう!という趣旨。
 
話しの項目としては、以下の4点を話しました。
1.木造建築を増やすには
2.製材や集成材でスパンのとばし方
3.木造建築のつくり方&プロポーザルのノウハウ
4.木造化・木質化の市町村県事例紹介
 
初めてお会いする参加者の方もいるので、近年の木造化の課題と改善策や木造化の際の留意点。本年度支援を行った会津若松地方森林組合での設計者選定プロポーザルのプロセスとそこから得られた知見の紹介。これから木造プロポーザルへ参加する際の注意点。全国の事例の紹介から会津管内でも今後企画がある場合は、木材・製材組合などへの相談が有効なことなどを話しました。
 

庁内の各課へPR

 
講義後の参加者意見交換では、会津管内の市町村農林課の方から、企画が進行している物件に対し、関係課へ情報提供したいこと。今後のために庁内各課へ木材情報を提供したいというご要望をいただけました。企画段階が大事という今回の趣旨をご理解いただけてうれしいです。追加で参考情報も提供させていただきました。今回に引き続き、よりよい会津材活用の木造化が広がることを期待しています。
 

木造建築の設計者選定プロポーザルの紹介パンフレット

 

 
森林組合で取り組んだ設計者選定プロポーザルに関する内容をパンフレットへまとめました。
プロポーザル実施は手間かかると思われるかもしれません。しかし、実施プロセスが関係者の木造建築の学びへつながり、よりよい建設プロジェクトへつながるメリットがあります。ぜひ、建物の企画ある場合は木造化、設計者選定プロポーザルでいい設計者と巡り合う機会づくりはいかがでしょうか。
 
木造企画支援やプロポーザル支援なども行っています。
お気軽にご相談ください。