5つのリフォーム条件整理

住まいや住まい方をリニューアルしたいけど、どこから考えていけばよいのか？を整理しました

１．住まいの必要広さ確認

図：TTハウス：主生活エリアを絞り込み

　いわきの住まいは、大きな家が大きいのですが、今やこれからの家族構成でどのくらいの広さが必要なのかを確認することが必要です。もちろん、部屋は広い方がよいですが、その分、掃除手間やリフォームコストアップになります。薄く広くより、リフォームエリアを絞って、予算をかけたほうが、より快適な生活環境が整うからです。
 
２．劣化状態調査

出張住まい相談で天井裏へ侵入の北瀬

　今の住まいの傷み具合を調べて、そのまま使える部分や新しくした方がよい部分を確認します。特に、床下や天井裏、壁内などの状態を調べる必要があります。直す部分を整理することで、リフォームに必要なコストの把握につながります。このあたりは、素人では難しいかもしれないので、出張調査に伺えます。
　古い建物には、太くて立派な柱や梁、細工が細かい建具などがあります。これらを再利用するかどうかも同時に確認することをお勧めします。新しい室内のいいアクセントになります。
 
３．新しくしたい要望整理
 
　新しくしたい要望は、リフォーム、新築どちらも変わりません。住まい手さんの好き・好みを整理することです。住まい手さんの好みを整理する方法は、浜通りな家づくりのコツ！コラムへ書いているので、ご覧ください。

環デザイン舎では、住まい手さんの要望を読み取り、３Dでイメージを想像しやすくし、家族のライフスタイルや要望にあった住まいの実現化する部分をお手伝いしています。

４．家族構成と変化の想定
　リフォームしたいと感じる条件に、家族構成が変化することが多いです。特に、2世代、3世代同居が古い間取りでは住みにくくなり、なんとかしたいというご要望です。広い家は、うまく区切れば、完全に区切る２世帯住宅にもできたりします。また、子どもさんの巣立ちも考慮して、小さめの個室と広々ワンルームLDKなどの方法もあります。ご家族の条件に応じた、プランニングを進めるためにいろいろ想定してみます。
 
５．リフォーム予算計画
　リフォーム工事費予算はどれくらいですか？この辺をあいまいにして始めると、後で思っていたことと異なるということになりかねません。まずは、予算案を決めて、その中でどのくらいの広さや範囲をリフォームするか決める必要があります。ほぼほぼ全体を直すフルリフォーム。家族の主生活範囲のみのエリアリフォーム。設備や劣化部分のみのポイントリフォームなどがあります。１～４の条件を踏まえた上で考えるのがナオスムリフォーム・リノベーションコストプランニングです。
 
以上、５つの条件を検討していき、住まい手さんの条件を整理していくことが、理想の住まいづくりにつながります。この部分を丁寧に打合せを行いながらまとめるのが、リフォーム・リノベーション設計になります。はじめる前は、モヤモヤと不安も多いと思います。しかし、ひとつづつ丁寧に整理し、具体化することで、だんだん住まいづくり、リフォームが楽しくなっていきます。ぜひ、お試し＆ご相談下さい。