環デザイン舎

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平成30年3月

会津材を活用した木造建築の手引き
<中大規模木造建築物・資料編>

まとまりました
本年度は、 具体的に中学校の基本計画段階での木造化に伴う検討事項について、今後も情報を活用できるよう資料編としてまとめました。
・木造コスト
・耐久性と維持管理
・防耐火関連
・JAS材について





会津材を活用した木造建築の手引きについて

 会津地域では、県の森林環境交付金などを利用して、地元材の分離発注を行った中大規模木造建築物が建設されている実績があります。「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が、平成22年10月に施工されて以来、全国的にも地域材による木造化が取り組まれています。
 中大規模木造建築物を地域材で実現するためには、地域の関係者が体制をつくり、地域材情報を共有し、地域材を適材適所に活用できる設計が求められます。そのための第一歩として、会津地域の木材情報をまとめ、会津地域の中大規模木造化の配慮点や考え方などをまとめた手引を作成しました。
 この手引きは、これから会津材で地域の公共施設等を木造化しようと考えている発注者や設計者、木材関係者の方などに読んでいただき、計画段階から会津材のことを考え取り組んでいただけるようまとめています。
 今回、会津流域林業活性化センターさんが手引の作成へ取り組み、福島県会津農林事務所のご協力もいただきました。環デザイン舎 北瀬は、講演会講師、地域木材関係者等へのヒアリング調査などを行い、全国の情報なども反映し、手引きをまとめる業務へ参加させていただいています。  
 

<目次>
 
Ⅰ.会津材活用のための会津材コーディネート事業 解説
 1.会津材製材木造のすすめ
 2.会津材情報は建設計画初期段階からの情報共有が効率的
 3.会津材コーディネーターの必要性
 4.会津材コーディネーター派遣事業の内容
 5.会津材コーディネーター派遣費用
   
Ⅱ.会津材コーディネート情報 「丸太・製材編」
 1.会津材の基礎知識
 2.会津材の製材情報
 3.会津材の価格と積算方法
 4.会津材の製材可能量目安
 
 
 
  Ⅲ.会津材コーディネート情報「計画・設計編」
 1.適材適所の会津材活用方針づくり
 2.会津材利用量試算と調達工程計画
 3.会津材の事前協議一括発注と分離発注
 4.会津材の品質管理 含水率とヤング率
 5.会津管内の木造施設・木材関連情報
 
Ⅳ.会津材活用事例
 1.会津坂下町立 坂下南幼稚園
 

 会津材コーディネート事業
 
手引きの中では、会津材をより効率的に活用していけるよう、会津流域林業活性化センターが窓口となる会津材コーディネート事業の紹介もしています。これから、会津材を利用して公共建築物等を計画している発注者や設計者へ支援を行うことと、コーディネートできる人材の育成を行います。
会津材に関する情報や会津材で中大規模の木造建築物の建設のための情報を得たい場合は、以下へお問い合わせください。
お問合せ先
会津流域林業活性化センター TEL/FAX 0241-21-8115

その他関連情報
環デザイン舎では、中大規模木造建築物実現のための木造設計コーディネート・コンサルティングを行っております。
お気軽にお問い合わせください。