環デザイン舎

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「家づくりの期間は約1年」

 

家づくりに時間はどのくらいかかるのか目安をご案内

 
環デザイン舎での家づくりは、設計を始めて入居できるまで、最短約12か月、1年間が目安です。
 
1年間の内訳は、設計に4か月、工務店見積や契約等に2か月、工事引渡に6か月。これがざっくりとした最短の必要期間の目安です。しかし、建物規模や条件により変わることはご了承ください。
 
ちなみに約30坪2階建の「MAハウス」
では、設計約5か月、見積契約2か月、工事約5か月、計約12か月、1年間でした。
 
家づくりの工期のことを詳しく知りたい方は以下もご覧下さい。
 

1.家づくりにかかる時間

設計期間

設計に4か月というのは、かなり最短の目安です。土地が決まっていて、プランの要望もほぼまとまっていて、ご要望を伺い、数回の打合せでプラン内容がほぼまとまり、詳細図面を書きながら各部屋の細かい作り方などを確認しながら進められる場合です。
 

比較検討プラン一覧イメージ

 
最初の約2か月で 複数案プランを作成し、 理想の間取りをまとめます。
 

リノベ詳細図イメージ

 
その後、工事につながる 詳細図を描き込みます。 最低約2か月ですが、もう少し時間を確保できると、図面内容も充実するので助かります。上の図面は古民家 リノベーション図面。リノベーションの場合は、 現況調査の時間も必要です。

 
住まい手さんによって、条件や要望は千差万別。土地選定から始まる場合や新築か今住んでいる家でリフォームかの比較検証から始まる場合もあります。また、二世帯住宅などになると要望をまとめるのが二家族分なので時間がかかったり、お仕事がお忙しく打合せを頻繁にできない場合は設計期間がかかることもあります。
 

3Dモデルイメージ

 
環デザイン舎の打ち合わせでは、3Dモデルを使い立体的に細部まで仕上がりのイメージを共有しながら打合せを行い、製材所やショールームへ一緒に行って選ぶこともします。
 

 

正木屋材木店でのフローリング選定イメージ

 
打合せを通して家づくりのイメージが広がり、作り方のコツもつかまれてくると、様々なデザインの可能性が求められ、設計期間が長くなることもあります。これは、結果的により良い家づくりにつながるので、いいことです。
 
今までで一番長い設計期間約1年間です。月一回の打ち合わせであることと急いでいなかったということもあります。これくらいかけると各部屋の内容をじっくり検証できます。
 

見積契約期間

図面がまとまったら、工務店へ見積依頼を行います。住まい手さんがお願いしたい工務店があるようでしたらそちらへ依頼します。工務店候補がいないようでしたら、環デザイン舎の付き合いがある地元の工務店へ依頼します。
 

工事費見積イメージ

 

見積期間は約1か月程度です。物件の条件や工務店の忙しさにも影響はされます。見積が出た後は、金額調整や変更等に1か月くらいかかることがあります。予算より多い場合は減額調整し、見積期間に変更したいことがあればその内容を盛り込みます。
 
最終的に工事金額が見あえば、工事着工となります。
 

工事期間

 

工事イメージ

 
建物規模にもよりますが、工事期間は6か月程度が目安になります。広い家や造作工事が多い家等は、2~3か月長くなります。また、建物が仕上がってくると、やっぱりこうしたい、という変更要望が出ることがあります。早い段階での変更であればあまり支障はないのですが、場合によっては工事を遅らせて変更段取りしなければならない場合も出てきます。その場合は、工期が延びます。
 
工事が仕上がったら施主検査という仕上がり等に問題がないかをご確認いただきます。傷や不具合など手直しする部分がある場合は、補修期間が1週間ほどかかる場合があります。その後引渡となります。
 
 

2.「時間をかける」ことのメリットとデメリット

時間をかけるメリット

設計段階で時間をかけることのメリットは、「作りながら考える時間」があること。ご家族で必要なもの、理想の家のイメージがまとまりやすいということがあります。大半の方は初めての家づくり。ご夫婦でも家の価値観が異なる部分もあります、そういった場合のすり合わせるための時間も大切なんです。
 
打合せを通して家づくりの知識や経験が増えると、改めて書籍等から入ってくる情報も変わります。中には、改めてハウスメーカーなどのショールームへ行き、自分の好みやイメージを具体的に確認される方もいます。ご自身の発見と確認のための時間としてメリットがあります
 

時間をかけることのデメリット

設計施工期間が長くなってしまうと、賃貸住宅にお住まいの場合は家賃がそれだけかかってしまうという点がデメリットになります。しかし、急ぎすぎて、後で失敗したなと思うような部分をつくるよりは、長い目で見て計画いただければと思います。
 
設計期間が長い場合に、たまにあるのは、最初の頃に決めた内容を忘れてしまっているということもあります。そうならないように、資料や図面で記録を残し、確認できるようにしています
 
 

3.コミュニケーションの時間は大事

家づくり全体の時間と少し異なるのですが、「コミュニケーションの時間」ということも意識してください。
 
家づくりは大きな買い物です。だからこそ、ご家族の理想の家づくりを実現したいものです。お施主さん、設計者、施工者、それぞれでしっかりとコミュニケーションがとれていることが、安心した家づくりにつながります。だから、連絡やりとり等を手間と思わず気軽に、積極的に取っていただきたいと思います。
 
住まい相談を受け付けていると、様々な家づくりの問題にも遭遇します。人材不足や会社の方針によるのかもしれませんが、お客さんとのコミュニケーションを手間に考え、あまり、住まい手さんと意思疎通を図らない、はかれない施工会社などがあります。そうなってくると、不信感や不安が膨らみます
 
そういう場合は、安心して依頼できる工務店などを紹介しています。そういった依頼先を変えたり、自分に合う会社を探す時間もかかる場合があることも知っておいていただければと思います。その期間が数か月延びる場合もあります。しかし、出来上がった家には数十年と暮らすはずなので、長い目でそういったこともあることを視野に入れていただければと思います。
 

 終わりに

 
家づくりのスタイルは住まい手さん次第。環デザイン舎は、住まい手さんの思いをカタチにするのが役目。だから、住まい手さんの好みやご要望に応じて対応しています。だから、家づくりの期間も住まい手さん次第。納得いくよう、プランなどの検討複数案作成しています。設計期間に応じて設計料が変わるということはないので、お気軽にご相談ください。今回は家づくりにかかる期間・時間のことをご紹介しました。


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