環デザイン舎
いわき復興住宅 「NAOSUMU」 ステップリノベーション
震災後の2013年に「地域型復興住宅の生産・供給体制整備のためのガイドライン」作成の対応方策案をつくらせていただきました。
いわき市は震災後、市内への流入者が多く、新たな土地所得が難しくなっているため、今後リフォームのニーズが高まることを想定して考えた復興住宅づくりの仕組みです。今後どのような変化があるかわからないため、段階的なリフォーム案を提示することで、いわき市内でリフォームを考えるきっかけとなることを考えました。
 
被災経験と省エネニーズより、断熱材による省エネ化、地元産材の活用、木質バイオマス活用をテーマとしました。
1.いわき市内の工場で生産しているセルロースファイバーによる天井断熱
2.福島県産材による木質インテリア・うち窓
3.蓄熱式薪ストーブによる針葉樹熱源
 
プロジェクトをまとめるためにご協力いただいた皆さん。